初めての生配信ソロピアノライブ。無事終了!
くうがドア前まで満席になるほどのお客様に、ご購入頂き、本当に有難うございました。
今回は事前にチケットを購入していただいて、生配信とアーカイブ付の1時間のプログラム。
考えていた時を含めると、約3ヶ月ほどの準備、リサーチを経て、この日を迎えました。
一緒に考え、一歩を踏み出してくださった音響スタッフの鶴羽さんと、ライブ決定後の様々技術的な事などもご尽力いただいた津坂さん、お二人の相当な準備のもとに成り立ったライブでした。
このような状況になり、私はかなり早い段階から、音楽界には厳しい状況が続くのではと危惧していて、何か代わる新しい方法を考えなければと思っていました。
また、それは、自分だけで完結する事では無く、お店や音響、PAさんと一緒に動ける形でなければいけないと思っていました。そうしないと業界全体が死んでしまうと言っても過言では無い状況になると考えたからです。実際、本当にどこも苦しい状況は、残念ながら予想通りとなっています。
そんな中初めた映像、配信の取り組みですが、新しい音楽の形として面白いコンテンツの1つになるんじゃないかとも同時に思いました。
実際アメリカでは、ジャズミュージシャンやクラシックの名門レーベルも、自らインスタで動画をUP.ライブ動画のコンテンツもかなり充実しています。今はこういう時代、日本、私達も新しいリスナーさん増やすのに、やったら良いなと思っていたので、大変ですが、とても楽しくみんなでチャレンジできました。というか、楽しめる人としか、新しい事は出来ないかも。
そんなこんなで、やっと1回目を迎え無事にストリームが止まる事なく、トラブルも無く終われて本当にホッとしています。
お客様からは、いつも以上にとてもアツい反響のお言葉をいただき、びっくりました。また、リアルタイムチャットも、実際に今、お客様が観てるんだなぁと認識できるだけで、随分気持ちが楽だし、共有した気になります。反応あると、熱を感じる。演奏もやはり、その瞬間聴いてる人がいると思うだけで、全然違います。これは収録ライブとの大きな違いです。
曲は、新曲2曲の反響がとても多く、また、バッハ平均律もリアクションがとても多かったです。皆さんピアノマニア。またクラシックやります♫
駆け足で知らぬうちに終わってしまう春に想いを寄せて、音で見送る事が出来ました。
配信をやった事で、本州、外国の方にも観ていただけたり、この状況で仕事柄お出かけ出来ない方などにも観てもらえました。これからの新しい音楽を楽しむスタイルで、少しでも音楽を聴いてもらえたら、嬉しいです。
映像、音、共に、今回を踏まえて、更にまた良きものにできるよう、今後もたくさん、チャレンジしたいと思います。
ミュージシャンとしての自覚や自分の出す音、作る音楽、届け方、責任を持つことの大切さ。
いろいろあるけれど、自分の音楽を好きに奏でて聴いていただける事が、こんなにも自分に大切な事だったのかと、改めて感じさせてもらえました。皆様に生かされています。もう少しは、頑張れそうです。
これからも、皆で音楽の灯を全力で灯すべく、歩みます。
ありがとうございました😌


