2020年がそろそろ終わりますね。
1.2月の記憶が飛んでしまいそうなくらい、経験した事のない世界が、突然にやってきた今年を、少し主観的ですが、振り返ってみたいと思います。
2月末から、音楽でのイベント、ライブ、街中、世界中から生演奏が消えるという、信じられない事態となりました。
音楽を出来ない辛さと生活の不安に支配されました。しばらくし、ふと我にかえると、大事な方達が大変な状況に、、。
もしもこの人達がこのまま仕事を失くし、自分の目の前から皆いなくなってしまったら。。そんな事が頭をよぎったら、いてもたってもいられず、何かをせずにいられませんでした。
そこから今まで今年やってきた事が、全部、今年の答えでもあります。ここにいる人達で、私の音楽や演奏で出来る事をやり、音楽を止めず、可能な限り、お世話になってきた方に還元する。
新しい取り組みはどれも、大変ですがとても楽しく、また、一緒に苦楽を共にしてくれた人がいたから出来た事でもありました。まだまだこれからも続きます。とても楽しみです。
でも大変だ、苦しいといいながらも、明日のご飯に困ってはいません。また、今年おこなって来た事は、いつでもできたかもしれません。
何か問題があったとしても、元々あったものをみようとしていなかっただけなのかもしれません。
そういう意味では、自分にとって大切なもの
大切な人を確認する為の時間だったと思います。
そして、ここに住まわせて頂いて、ご飯が食べれている事への感謝も改めて。
それに反して、物質的なものを欲のままに追求する企業や行動、入り口をソフトにコントロールしようとする大きな力にも、今まで以上に嫌気のさした一年でした。
全ての本当のもの、そのものを探すことがこれからのテーマかなと思っています。
音楽は、ピアノは自分だなぁと思えるまで、コツコツと今まで以上に磨きたいと思います。
最後に、会えても会えなくても、言葉をかけてくださった方も下さらなくても、聴いてくださった方のおかげ様だと、身にしみた一年でした。本当にありがとうございました。生きる力でした。
一年の節目。皆様本当にお疲れ様でした。みんなで、よく頑張ったね、、と、言い合いたい気持ちです。
どうぞ、よいお年をお迎えください。
2020.12.30 福 由樹子